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都心の事務所ビルの倉庫として用いられていたワンフロアーを全面的に改修し、新居としました。 　居間、食堂は広がりを感じるようにワンルームとして扱い、天井は書斎までのびています。個室はギリギリの大きさとし、少しでも家族が集まる居間のスペースを広いものとしています。ベランダ部分に鉄骨造で増築した檜の浴室をはじめとして、木などの自然素材を、なるべく用い、住居らしい雰囲気を出すよう心がけています。幹線道路に面する南側の窓は防音のための二重サッシを利用すると共に、夏の日差しを遮るために、障子を入れてあります。食堂の伸縮式のテーブルや台所は、無駄なく、より使い勝手を良くとの希望から特注品となっています。忙しい朝の一時のために、朝食カウンターが設けられています。