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大規模分譲住宅の典型的なスタイルの敷地に、この住宅は建てられています。南側隣地は1.5mほど高く、2階建ての隣家の背が目前いっぱいに迫り、大きな存在感と共に、通風、採光の障害となっています。その為、1階では十分な採光が得にくく、眺望のきかない部屋となってしまいます。
そこで、ほとんどの時を過ごす居間を2階に設け、光、風、眺望を確保しました。光、風などの自然の力を利用し、さらに、気密、換気に配慮することで、いかに快適な環境を確保できるか、という住宅の原点をテーマとして設計しました。
概要
建築地 ：神奈川県横浜市栄区
用途地域 ：第一種住居専用地域
敷地面積 ： 237.38㎡(71.8坪)
床面積 ：1階 56.32㎡(17.0坪)
：2階 64.37㎡(19.4坪)
延べ床面積 ： 120.69㎡(36.5坪)
構造･規模 ：木造2階建て
外部仕上げ ：屋根 耐摩ガルバリウム鋼板
外壁 成形セメント板塗装品
内部仕上げ ：床 フローリング塗装品
壁 プラスターボード クロス貼り
天井 米松化粧合板 オイルフィニッシュ
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