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 都内で農業を営む親子二世帯、三世代の為の住宅です。親夫婦の生活を変えない配置から、既存の一部を取り壊し、皆が集まる大きなスペースを中央に配し、子ども夫婦の生活の場を増築しました。
 施主の「自然と共に生きる」という信条により、風、太陽などの自然エネルギーの活用が設計目標となりました。太陽光を取り入れるために、増築部分は大きく南側に振られ、屋根に設置されたOMソーラーパネルで集められた熱は、冬季床下に送られ、床暖房として用いられています。
 この建物の特徴をなすサンルームは、外壁面と食堂側に設けられた大きな、障子の開閉により、夏には外気と室内を遮るクッションとして、また、冬は太陽エネルギーを蓄えるスペースとして機能しつつ、雨の日や、冬の寒い日でも農作業が楽にできる土間として配置されています。まさに、農家らしい自然と共に暮らす住宅です。
美 美 美 美
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概要
建築地   :東京都西多摩郡
用途地域  :第一種低層住居専用地域
敷地面積  :     827.00u( 250.1坪)
床面積   :1階  95.05u(   28.7坪)
      :2階  32.59u(   9.8坪)
延べ床面積 :   127.64u(   36.6坪)

構造・規模  :木造二階建て増築
外部仕上げ :屋根  耐摩ガルバリウム鋼板
       外壁  檜縁甲板南京下見貼り
内部仕上げ :床   フローリング 塗装品
       壁    プラスターボード AE塗装
       天井  プラスターボード AE塗装