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計画地の軽井沢南ヶ丘は、近くの離れ山に遮られた風の影響で、軽井沢でも霧が出やすい地域として知られています。また、湿度も高く、今回の計画に当たっては、これらの気候の特徴に配慮することから始めました。 　この条件に対応するための一つがコンクリート基礎の高床化です。地盤より1階床高さを1.2m上げることにより、地面の湿気からの影響を避け、かつ室内からの眺望を良くし、前面道路からの視線が中に入りにくくなるように設計しました。　 　また、太陽熱を1階の床下に溜めて、直接暖房として利用するOMソーラーの導入により、別荘滞在時はもちろん、不在時においても、室内空気を一年中常に自然循環させることができ、各室が常時乾燥している状態を保てるようにしました。その結果、いつ別荘を利用しても、ジメジメ感を感じることなく済みます。 概要 建築地　　　：長野県北佐久郡軽井沢町 用途地域　　：第一種低層住居専用地域 敷地面積　　：　　796.16�u( 240.8坪) 床面積　　　：1階 139.40�u(  42.1坪) 　　　　　　：2階  44.41�u(  13.4坪) 延べ床面積　：　  183.81�u(  55.5坪) 構造･規模　 ：木造2階建て+コンクリート高基礎 外部仕上げ　：屋根　　耐摩ガルバリウム鋼板 瓦棒葺き 　　　　　　　外壁　　縁甲板下見貼りｷｼﾗﾃﾞｺｰﾙ塗り 内部仕上げ　：床　　　縁甲板貼り 　　　　　　　壁　 　 プラスター塗り 　　　　　　　　　　　縁甲板腰貼り+プラスター塗り 　　　　　　　天井　　プラスターボード　AE塗装 　　　　　　　　　　　縁甲板貼り