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本住宅は陶芸家のための住宅兼アトリエとして計画されました。敷地は長野県の山間部に位置し、小高い丘の中腹にある事から、冬季は外気温が-10℃を超え、北風も厳しい場所に位置しています。 　そこで、いかにして室内の熱を外部に放出しないですむか、また外気からの影響を防ぐことができるかが設計のテーマとなりました。その結果、外壁、屋根においては二重断熱、開口部は三重障子の構成をとり、十分な断熱を行いました。夏季の盆地故の暑さに対処するため深い軒により直射日光を遮り、南北の通風の確保により快適な生活が営まれるよう注意し、各室とも風の出入り口を確保するよう心がけています。居室の床をフローリングとするため、石油ストーブ煙突暖房を行い、冬季の寒さ対策としています。
概要 建築地　　　：長野県東筑摩郡 敷地面積　　：　   3349.00�u(1013.0坪) 床面積　　　：地階　50.89�u(　15.4坪) 　　　　　　　１階 206.76�u(　62.5坪) 　　　　　　　２階　28.97�u(　 8.7坪) 延べ床面積　：　    286.62�u(　86.7坪)		構造･規模　 ：木造２階建て＋壁式コンクリート 外部仕上げ　：屋根　　耐摩ガルバリウム鋼板 　　　　　　　外壁　　成形セメント板 ＡＥ塗装 内部仕上げ　：床　　　フローリング　塗装品 　　　　　　　壁　 　 プラスターボード　クロス貼り 　　　　　　　天井　　米松合板　着色ＬＣ